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「お着物」
私の成人式の時に着た振袖を、娘が成人式で着たいって。笑顔で振袖をケアにお持ちいただくことがあります。素敵ですよね。最高の思い出になると思います。お着物って素晴らしいお召し物ですね。
本来、着物とは衣服という意味ですが、近年では「日本の伝統的な衣服」という意味で使われています。
今の形のお着物が生まれたのは平安時代のことと言われています。(諸説あるようですが)
現代のお着物の原型は、唐衣裳装束の下に着る「小袖」。「白小袖」とも呼ばれる「小袖」は、もともとは下着だったそうです。その後、鎌倉・室町時代へかわるにつれて、平安時代に表着だった袴」や「裳」は省略されるようになり、現代のお着物へと変わってきたそうです。面白いですね。
着物の魅力
一言で言えば、歴史の中で磨かれた和の文化の象徴と言えます。四季を持つ日本の美意識が表現されていて、日本人の心を表しているといっても過言ではありません。そして日本人の体型を活かした、日本人に似合う装いであり、帯や小物の組み合わせで幅広いお洒落が楽しめるも大きな魅力です。
お着物の手入れ方法
大切なお着物を美しく保ち、長持ちさせるための保管・収納方法を説明します。
①着用後は
まず、着物専用ハンガーで陰干しをしましょう。余計なしわが伸び湿気も飛ばせます。そして着用後は10週間以内にはしっかり丸洗いをしましょう(もちろん当店で承ります)汚れていないからそのままタンスへってことは絶対にしないでくださいね。数年後に必ず後悔します。次に着る予定が決まっていない場合は、必ずクリーニングしましょう。
②きちんとたたむ
(当店でクリーニングしたお着物はしっかりたたんで文庫に入れてお返しします)
正しいたたみ方をすることが重要です。折り目正しく、長方形になるようにきちんとたたみましょう。
変色や箔落ちを防ぐため、刺繍や箔のあるものはその部分に白布や和紙をあてましょう。
③湿気を避ける
収納には、桐の箪笥など、防湿効果に優れ、虫を寄せ付けにくいものにしましょう。段ボールやポリ容器は生地を傷めてたり、カビや縮みの原因になりやすいので避けましょう。またタンスは外壁につながっていない家の中に置き、収納する引き出しは湿気がたまりにくい上段にしまいましょう。
④防虫剤・乾燥剤は1種類が原則
数種類の防虫剤を併用すると、化学反応を起こし溶けてしまいシミになることがあります。防虫剤・乾燥剤は着物用の1種だけ、生地の上には置かず四隅において使いましょう。シリカゲル(乾燥剤)は防虫剤と併用できます。
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