大切な服をアンチエージングすることで服と共に楽しい時間を毎年過ごしてほしい 、
そしてあなた自身のアイデンティティをアップさせたい、
そんな思いで誕生しました。
こんなお声が、
それは今から5年前の話です。
ある時お客さまから、ラペル(スーツの襟部分)をもう少し立体的に仕上げられないかとご相談を頂きました。そのスーツは大変お気に入りのスーツで、いつも一緒に過ごしてきた大事な仲間なので何とかしてほしいとのことでした。
よく見ると肩や背中、袖も、あちらこちらが歪んでいました。
でもその時は、どうしてこんなにひずんでしまうのか、どうすれば治るのか。そんな技術は当店にはなかったのです。
歪の原因はここにあった
それから懸命に原因を探しました。恩師に聞いたり、テストを繰り返したりし、結果それは仕上げスチームでの生地の歪みと それを戻せない仕上げ技術の不足からでした。
私は繊維製品品質管理士で、繊維や生地の知識はとても豊富です。しかも当店の洗浄機は九州に数台しかない 超高性能マシーンを使っているので クリーニングレベルは九州内でも とても高いです。
でも仕上げ技術はあと一歩。このままでは、「信頼して出してもらえるお店にならない」 そう痛感し、お客様に大変申し訳なく思いました。そこから、さらなる研究と技術向上を行いました。
研究に研究を重ねて
必死になってひずみの修正や立体感を出せるアパレル仕上げを学ました。気づくとあっという間に半年が経っていました。磨きに磨きぬいた仕上技術は、当時全国で2位の実力にまで上げることが出来ました。そして、最高の肌触り追求した ふわふわ感とスッキリ感を使い分ける 最高レベルの仕上げ材を探し出しました。
これで信頼してクリーニングに出してもらうことができると確信しました。一番お気に入りの服を イメージしてみてください。ブティックで初めて見たときの 光沢や色の鮮やかさ、 初めて手にしたときのあの生地のしなやかさ、 試着した時のフィット感。ちょっと考えるだけで うれしさや楽しさが 沸き上がって来ませんか。毎年そんな思いになれるコースとして幸福のカルテは誕生したのです。
今も研究は続いている
しかし、衣類のデザインは日進月歩。いろんな素材や着こなし方が毎年のように売り場に並びます。どうすればこのスーツは一番きれいなまま来ていただけるだろうか。毎年、いや毎日が勉強の日々。
皆様の笑顔が見たいから、そんな思いで新しい洗浄の仕方、仕上げ材の探求、アイロン仕上のワンランク上の仕上技術へ、
毎日ワクワクしながら仕事の励んでいます
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